![]() 無垢のヒノキの長机の顔(ツラ)を確認してきました。 やはり、杉に比べると上品な感じで、きれいな木目をしています。 杉よりは堅い木ですが、家具類は手で触りますので、 ミツロウワックス仕上げとします。 この長机は、2階の吹抜に面するところに、L型に置かれます。 3人の子供たちが並んでお勉強です。 机の後ろには、杉板で制作した本棚がたくさんあります。 L型の短い方は、パパの書斎です。 みんなが、横にならべる長机! 実際に使っている所が楽しみです。 そして、ママはというと、 キッチンで料理を作りながら、勉強してるかな? と下から長机にいる子供の顔を見る事はできます。 (パパは見えないようにしています、、距離感大事です) 今回のキッチンは、まさに家の中心です。 リビングにも、ダイニングにも近く、TVも見れるし、 なんと3歩で、洗濯機と浴室と物干場までもいけます。 ママにすごく優しい間取りです。 ようやく、もう少しで完成に近くなってきました。 完成に近づくに連れて、イメージが湧いて来ます。 ![]() 外壁は、今回も左官仕上げとしている。 モルタルを水を加えたものを、ラス網に塗り付けて 下塗り、中塗り、上塗りと3工程で塗り付けていく。 表面は、吹付か塗装仕上げとしている。 今年は、6月、7月と雨に降られ続けて、 梅雨が明けたかとおもったら、この暑さ! 家造りは、天候によく左右されるが、 ここ数年は本当に読めない天気が多い。 無垢の木は、梅雨時期の湿度が高いと少し水分を含み 浮腫むし、冬は乾燥しスキが入りやすい。 左官も同様で、梅雨時期は下塗りの乾燥が進まない。 下地はよく乾燥させて、ヒビを出来るけ発生させると よいので、少し長く養生期間を取った。 中塗りは、梅雨明けしていて、急に暑くなっていまったが、 急激な乾燥もモルタルにはよくなく、強度を出すためにも ある程度ゆっくりと乾燥してくれないと困る。 という事で今回は、念を入れて、ひび割れ防止のために、 中塗りに、グラスファイバーメッシュを入れてもらいました。 モルタルは、どうしてもひび割れが発生する事があるのですが、 メッシュを使うと、低減してくれます。 ![]() この上にもう一度、メッシュが見えないように 上塗りをして、モルタル塗りは完成となります。 家は建て始めと、完成の時期も大切です。 私の設計する家は、おおよそ最短で6ヶ月間は工期がかかります。 最近は、2ヶ月で家が出来てしまうプレハブメーカーもありますが、 ゆっくりとでも、丁寧な仕事の家を設計していければと、、、 思っております。 ![]() 屋根はガルバリウム鋼板0.35t 横葺き(非遮熱タイプ) ガルバリウムは、現在ほとんどが遮熱タイプといって、 屋根の熱発生を抑えてくれるタイプが主流になっています。 しかし、太陽熱利用を考えている私にとっては、 思わぬ逆風となっています。私の知る限りでは 唯一、「片山鉄建」さんだけが、太陽熱利用の後押しで 非遮熱タイプのガルバを取り扱って頂いています。 斜めにかかった屋根に、横葺きのガルバをあっとゆう間に 納めてくれました。板金屋さんは段取りと細部が決まれば パパット仕事を終わらせてくれます。ここは、ほぼ3日で 全部の仕事を終わるようです。 そんなにかかるのという方もいらっしゃるかもしれませんが、 私は、既製品の板金を使いませんので、板金屋さんに いつも折って、現場に搬入し、しかも長尺物を使って貰いますから、 結構大変な作業なんです。 今回の職人さんは、親子職人でしたが、腕が良い人でした。 こういう職人さんとは、話をしていても楽しいものです。 ![]() 南側の鼻隠し材の先端を、ハサミで切り落として、 先端をつかんで納めます。斜めですので、ハサミも 斜めに入れています。 今回の屋根は、実は外観上はほとんど見えないように 設計しています。板金屋さんには申し訳ないのですが、 今回のテーマです。段々の家を強調させるためにも、 屋根の存在がほとんどないように見えると、 奥の畑とのつながりが、なんとなく軽快になる。 足場がはずれるのが、楽しみです。
だんだんの家は、床と外壁の一部を八溝杉で張る予定でしたが、
たまたま、去年伐採した山が、ヒノキとサワラの良いものが、 沢山取れたという事で、床はサワラに、外壁はヒノキという、 嬉しい変更となりました。両方とももちろん八溝産です。 杉よりも、堅くて、水に強く、木肌がすこし白っぽいのが 特徴です。ありがたく使わせて頂きます。 と、そこで毎回悩む、木部の塗装です。 いつも、「リボス」という自然塗料を使用していますが、 木目は残しつつ、自然な感じで塗装をしたいのですが、 クリアですと、木目がしっかりとでますが、 木材の保護の点では、少し弱いため、やはり着色したく、 今回は、ヒノキとサワラですので、白っぽい木肌に合わせる という事で、クリアー塗装の上に、ライトグレー拭取り仕上げ ![]() こんな感じとなりました! ![]() 中庭のある家が無事に、地鎮祭を迎える運びとなりました。 大安吉日に、関東地方が梅雨明けになった快晴の空の下で、 夕立ちもなく無事に終えることができました。 最高のスタートです。 夏に上棟、秋を超えて、冬に竣工予定となっております。 今回は、いままでにはなく少し落ち着いた佇まいになると思います。 乞うご期待! ![]() 茅葺きの屋根は何度も見ているが、 現場監理の途中に美味しい蕎麦を食べにと訪れた 「慈久庵」に、芝棟を実際には初めて見た。 昔の人は面白いことを考えるもので、 茅葺き屋根の棟は、確かに雨漏りがしやすいため それを塞ぐとなると、芝土を乗せて抑えつつ、 その上に、乾燥に強い根はりのよい植物を植えて 補強をする。理にかなっているように思える。 ただ、左官技術もあるのだから、土、砂で 雨仕舞は出来てしまうようにも思える。 昔は、芝土を置いていただけだったのではとも考えてしまう。 そこに、鳥や風などが種を運んできたものが 偶然にも、そこに適した種だけが成長したとも思える。 そして、それを見た粋な茅葺き職人が、 これは面白いと、芝棟が始まったとか、、、、、 (あくまで個人的な推察ですので、あしらず) ![]() そして、久しぶりに美味しい蕎麦を頂きました。 挽きがよく、香りもたち、私の好みの味でした。 現場が遠いので、このくらいの楽しみがなくては、 ![]() そして、しっかりと2階の梁、スラブの配筋を検査 ![]() この日は、宇都宮-水戸県庁-常陸太田-大子町-宇都宮 車で結構な距離を走破しました。疲れました。 梅雨も明けて、暑い日がこれから続きそうですね。 皆様も、夏バテにはお気をつけ下さい。 ![]() 地下部分、基礎部分がようやくコンクリートが打ち終わり、 ようやく1階の壁の型枠まできました。 通常の打ち放しコンクリートは、化粧合板型枠を使用しますが、 今回は、杉板型枠を使用して、コンクリートに木目を写します。 細かなディテールですが、杉板の継ぎ目をVカットをいれて 横にラインが入るようなディテールに 仕上りが楽しみです。 ![]() 最近では、エコとか省エネとか聞きあきた位ですね。 住宅の設備機器の技術の進化は、驚くものもあり 将来的な可能性を多く秘めていると私も考えています。 ですが、化石燃料を使用している状況は変わりません。 オール電化の住宅では、深夜電力が多くなりますので、 原子力発電に依存していく事になります。 東京ガスの「エネファーム」には将来性を感じます。 化学の実験でやった水の電気分解の逆で電気と熱を取出し、 余ったものは水だけ、現在はもちろんガスを使用していますが、 近い将来には、地球上に大量にある海水から、水素を取出して、 各家庭に送る。そこで電気とお湯を作り、水は海に戻る。 完全な自然のサイクルが出来上がります。 自動車も電気ではなく、水素自動車が台頭してくるかもしれません。 水素自動車の水素タンクを利用して、各家庭に水素を供給できれば、 ライフラインの整備も必要ありません。 私の頭の中の夢みたいな妄想の話ですし、技術的、理論的に 多少?の無理があるとは思いますが、人間が想像するくらいのものは 近い将来できてしまうのではと、思えるこの頃です。 話を戻しまして 住宅のような小さな建物は特に自然のエネルギーを直接取込む事が 本当の意味での省エネルギー化ではないでしょうか? 太陽はタダです。利用しない手はありません。 そこで、今回も環境創機の「そよ風」を採用しました。 住宅の消費エネルギーの1/3を占める冷暖房換気を「そよ風」に より、太陽エネルギーを取込む事で省エネルギーを図っています。 それともう一つ重要なところは、 現在の住宅は、過度に設備に依存しているのではと 危惧しています。機器によって自然と遮断するのはなく 人間は、やはり自然と上手く付き合っていく方法を 探すことの方が重要で、そして、その方が、人間として 豊かで、気持ちのよいと感じる空間で過せるのではないでしょうか。 とそこで、映画のご案内 鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディー」を 以前、益子駅舎で拝見し、原発の現状を考えさせられました。 その最新作「ミツバチの羽根と地球の回転」が、 アースデイ那須の人たち手により 8月7日(土)黒磯文化会館で上映されます。 詳しくはアースデイ那須のHPをご覧下さい。 そして、そのプレイベントとして 南宇都宮駅前のbe-offにて、非電化工房の藤村氏がエネルギー問題の講演会が開催されます。 7月17日(土)15:00-17:00です。 詳しくはbe-offのHPをご覧下さい。 ![]() リビングの開口部に、ガラスが納まりました。 上部の4枚のガラスは、上部が斜めになっています。 だんだんの家も、柱と梁部分に枠を付けて開口部をつくり、 端がFIX窓と引き分けの木製建具が真ん中に付きます。 今回は框をあえて落とさず、デッキとのつながりを重視しました。 特に住宅のように家の中でゆったりと時間を過す空間には 室内と屋外のつながり方、太陽をうまく室内に取り入れ、 熱を伝える一番シビヤに、性能を問われる部分です。 だから、毎回開口部には、木製建具に関する枠廻り詳細図を その都度、膨大な時間を要して書き上げる作業があり、 様々な問題を解決させながら、設計をしています。 アルミサッシを入れれば、こんな苦労はなく、楽なことはない。 もちろん、予算面ですべての建具を木製建具にする事は難しいが あえて予算の少ないときでも、必ず大きな開口部はできる限り 木製建具を使うようにしている。 開口部をしっかりと考えた空間は、美しい空間になります。 今回は、細かなディテールが琥珀の家から進化させています。 多分、私しか分からない部分ですが、完成が楽しみです。 ![]() 前回のヒメイワダレソウの写真がすこし前だったので、 これが、今のヒメイワダレソウです。 ここは日当りのよい所ですが、日当りの悪いところもでも ちゃんと根付いています。 完成時には、見事な緑になっていると思います。 ![]() 小さな花は、多年草であっと言う間に花が咲きました。 さりげなく、控えめな感じがよいです。 知らない人が見ると、雑草のように見えてしまうようです。 それでいいのです。
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